アフターコロナ、飲食業の今後に希望はあるのか?

いつでもどこででも美味しいものにありつけるこの飽食の時代。

また、人口減少も進むこれからの日本で、ただ飲食業で働いていて明るい未来は待っているのか?



ずばり言うと、待っていません。

これは、事実です。まずはその事実を受け入れてもらいたいのです。

そして、その上で言えることは、「明るい未来は待ってないけど、飲食はやりたい。なら明るい未来を自分が作ろうぜ!」ということです。←アツい。

フロー収益とストック収益

フロー収益とストック収益の違いはご存知でしょうか?

僕がビジネスを構築していく上で、それぞれの良い点と悪い点を予め整理しておいたおかげで、それぞれの仕事に対する適切な時間のかけ方や優先順位が決めやすかったなぁと思うことが多いので、ぜひ覚えておいて欲しいです。

フロー収益とは、都度お客様の目にとめてもらい、その時々に応じた収益を得るビジネスの性質。

【メリット】

  • 働き手の頑張りがすぐ結果に表れやすいからやり甲斐に繋げやすい
  • お客様の反応を直に感じられるから社会的な貢献を実感できる
  • 即金性がある
  • 手に職がつく

【デメリット】

  • 人手がかかる(人間が働いた分だけが収益になる)
  • 収入の限界が低い
  • 繁忙期と閑散期で大きな収益の差が出る
  • 働く場所や時間が限定される



ストック収益とは、継続的に利用してもらう型を構築し、継続的に収益を得るビジネスの性質。

【メリット】

  • 人手がかからない
  • 収入の限界が高い
  • シーズンによる収益差が出にくい
  • 働く場所や時間の制限が少ない

【デメリット】

  • 地味・孤独な作業が多い
  • お客様に対面する機会が少なく、生の反応が見えにくい
  • 即金性が低く、数ヶ月後、数年後に収益化することが多い



このような「フロー型」と「ストック型」の収益の性質の違いを理解して、

二つを組み合わせて収益化していくことが非常に大切です。

飲食業はフロー収益の王様

飲食業はフロー収益の王様と言えるほど、収益が不安定ですよね。

でもそれと同時に充実感に繋がる楽しさや、技術・知識の向上ができるメリットもあります。

フロー収益とストック収益、どちらが良い・悪いではなく、それぞれのデメリットを補い合える形で収益化していくことが重要です。

【フロー】 × 【ストック】=「???」←ここに当てはめることのできる収益元は何があるか。

ここを自分の経験や特性から炙り出してみると答えが見えてくるはずです。



ではまた!

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